働いていると
思わず「ハニカム」ことが少なくなってきませんか?
我慢しているのに、思わず笑顔がこぼれるぐらい幸せな気持ちになる。
そういうことはどんどん少なくなっているような気がする!
そんな「ハニカム」出来事が結構ある仕事なんです。
当り前ですが、忙しいから依頼が来る派遣のお仕事は、
派遣される日が暇な日なんてありません。
お花屋さんの依頼で、葬儀式場の撤去を終えて、
すぐに2件目の設営現場へ向かいます。スケジュール通り仕事を進めないと
ご遺族に迷惑をかけてしまう。そんな日が続いています。
2件目の設営は、別のトラックと合流して、設営するための道具やお花を受け取り設営を開始しました。
程なくして、予定通りに、その道具を積んだトラックが到着して設営開始となりました。
設営が始まると、葬儀屋さんからこんな質問が
「写真額に着けるお花が見当たらないけど、大丈夫だよね?」
すかさず
「大丈夫です!」
と伝えて、トラックに戻り再確認しました。
が…どこにもありません…。
さあどうしたものか。作るしかない。
直ぐにそう決めて、オアシス、ガムテープ、アルミホイル、予備の花材を使用し
急いで作成しました。ここで、お花屋さんの指示を仰いでいたら、
やり取りだけに時間がとられて、謝罪するだけで終わっていたはずです。
謝罪だけでは、亡くなった大切な方に遺族の想いは伝わりません。
絶対にそれだけは避けるべきだと思ったからこその行動でした。
事後報告ではありましたが、設営後にお花屋さんへ報告しホっとされていました。
お花屋さんに戻ると、開口一番
「今日は本当に助かったよ。また来てね。」
と言っていただけました。
お花さんにとっては、冬場はお休みもまともにとれていないことがあります。
そんな忙しい時期に、今日たまたま来ただけの自分に、最高の誉め言葉を頂けるなんて
我慢しても思わず「ハニカン」でしまいます。
自己判断して、失敗しては余計お客様を困らせます。
ですが、確かな技術や知識をもとに、その場の状況から判断出来たら、
お客様はきっと喜びます。
私たちは、日頃から積み重ねた技術と経験をすべて活用して、
楽しみながらやっています。
「他人の道に心を奪われ
思案にくれて立ちすくんでいても
道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。」
松下幸之助
Value
No,49 出るところは出る、引くところは引く。お客様を立てます。
Mission <人材派遣事業ver>
お客様とチームになり、お客様の描くVisionを実現する